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あしたのG : 雑記 : velocity *blog
2009/02/17(Tue)   あしたのG : 雑記

Δです。

静かな曲を作りつつ、なぜか日本のG-RAPばかり聴いている。

M.O.S.A.D.(THE BALLERS)とか、妄走族とか、MSCとかいろいろ。

あらためて聴いてみると、どれもこれもかっこいい。率直にいって、BUDDHA、
ギドラ、ペイジャーズ等の時代と比べて音楽的に見劣りするどころかより豊かに
なっていたんだなあと感心した。

また人間的にも魅力あるなーって思う人は、ソロでも活躍している。
TOKONA-Xしかり、EQUALしかり、般若しかり。

音楽的に豊かなHIPHOPから、音楽的に貧しくて暴力的なG-RAPに
変わっていったのだとしたら、それは悲しいことだ。だけれどアメリカはともかく、
日本の場合はそういう感じがしない。音楽的にも進化している。

HIPHOP市場は一時に比べると縮小していて、ファッション業界なんかでは
とうに下火だそうだけれど、音楽的な価値はまったく失われていない。

ロック市場では団塊の世代(正確にはそのちょい下)をターゲットにこういう
いやらしいイベントがたくさん開かれている。

それに比べてHIPHOP市場はどれだけ真っ当か。健全か。彼らはメイクマネーとか
ハスリンとかいいつつも真っ当に良い音楽をつくろうと切磋琢磨しているように見える。
その姿勢から学ぶところはたくさんあるだろう。

まあ、我らがオタク業界もこんな企画盤を出すくらいいかれてるようだけれど。
これを攻撃とみるなら自分は全力で肯定できる。変にパンクの理解者のふりをすることなく、
あくまで彼らなりの流儀でカバーすることで、RAMONES辺りをありがたがってるやつらが
面食らうようなアルバムにしてほしい。

うーむ。

モモーイのThe Exploitedというチョイスにはさすがとうならざるをえない。


この悪ふざけっぷり、まじめっぷり。すごくいい。

BGM: M.O.S.A.D.「THE GREAT SENSAION」
(生前のトコナのライブをなぜか観たことがある。荒削りでまだまだ発展途上の一枚)
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◇ カテゴリ : 雑記