2005/09/20(Tue) ツンデレがなく頃に : 雑記
担当者 柊桂
なんとなく、語尾を評論調で。
この記事を見て頂いている紳士淑女の皆様方は、「ツンデレ」という単語をご存知だろうか。
元々自然発生的に誕生した単語であり、正確な定義というものは存在しないが、「普段はツンツン(敵対的)、特定の状況下でデレデレ(友好的)」というのが無難であろう。ツンデレの起源とされる文章も、「ツンツンデレデレ」という用い方をしていたからだ。
ツンデレに関する問題としてよく挙げられるのは、「○○はツンデレかどうか」という定義に関連する問いかけである。
例えば、先日放送された某テレ東のチャンピオン番組では、「普段は周りの人にツンツンしていてとっつきにくいが、好意を寄せる相手にはデレデレしていちゃつく女の子の事」と紹介されていた。
これには「お前それちょっと違うんじゃない?」と疑問の声を投げかける人も多いと思われる。というのは、この文脈からは「好意を寄せてる相手には常にデレデレしている」と読み取れ、特定の人物に対してツンツンしてデレデレしているわけではないからである。
ただ上記の例は比較的、賛否がばらけにくい例ではあるが、微妙なところでは個々で対立するケースもある。
以前とある席で何気なくツンデレに関する話題が出た時、その定義を問うような方向に流れに進んだことがある。
私の中ではツンデレには、「ツン期」と「デレ期」というものがあり、ある人物の中で、それらの周期が排他的に訪れるものだと考えていた。
つまり、ツン期にはデレデレする描写がなく、デレ期にはツンツンする描写がない、ということである。ツン期でデレデレし出したら、それはもうデレ期に移行したものとする、と私は考えていた。
しかし私の知人は、ツンとデレは共存しているものだと考えていたらしい。
つまり、普段はツンツンしているのだが、ふとした拍子にデレデレし出し、状況が元に戻ると再びツンツンに戻る……といった具合である。
興味の無い方々には、はっきり言って、どうでもいい類の差異ではあるが、困ったことにツンデレ愛好家を自称する者には、この辺りは意外と重要な問題になってくるのである。いや、マジで。
困った時はネットの神様に聞いてみよう、とのことで、検索をかけてみると、ツンデレの分類に関しての文章は山ほど出てきた。
その中の言葉を借りると、私の主張したツン期、デレ期という考え方は、ツンデレの中の「状態遷移型」に分類されるようだ。
これはどちらかというと、ツンデレ発祥時に主流だった考えといえる。
一方、私の知人が主張したものは「二面性」の考え方に基づくものだ。
これは比較的新しいタイプのツンデレであり、現在ではこちらが主流の模様。
流行り廃りはあるにせよ、どちらもツンデレであることは変わりはない。
元々、内面を示す属性は、同種の属性を好む者同士でも対立が起きやすく、特に定義が曖昧なツンデレはさらにその傾向が強いように思われる。
なので、自分の中では「これはツンデレじゃない!」と思う時もあるだろうが、そういう場合でも、真っ向から否定せず、生温かい目で見守るのがよろしいだろう。
最後に、某巨大掲示板でよく持ち出される考えを提示して、締めとさせて頂こうと思う。
「あなたがツンデレだと思うキャラが、ツンデレです」
なんとなく、語尾を評論調で。
この記事を見て頂いている紳士淑女の皆様方は、「ツンデレ」という単語をご存知だろうか。
元々自然発生的に誕生した単語であり、正確な定義というものは存在しないが、「普段はツンツン(敵対的)、特定の状況下でデレデレ(友好的)」というのが無難であろう。ツンデレの起源とされる文章も、「ツンツンデレデレ」という用い方をしていたからだ。
ツンデレに関する問題としてよく挙げられるのは、「○○はツンデレかどうか」という定義に関連する問いかけである。
例えば、先日放送された某テレ東のチャンピオン番組では、「普段は周りの人にツンツンしていてとっつきにくいが、好意を寄せる相手にはデレデレしていちゃつく女の子の事」と紹介されていた。
これには「お前それちょっと違うんじゃない?」と疑問の声を投げかける人も多いと思われる。というのは、この文脈からは「好意を寄せてる相手には常にデレデレしている」と読み取れ、特定の人物に対してツンツンしてデレデレしているわけではないからである。
ただ上記の例は比較的、賛否がばらけにくい例ではあるが、微妙なところでは個々で対立するケースもある。
以前とある席で何気なくツンデレに関する話題が出た時、その定義を問うような方向に流れに進んだことがある。
私の中ではツンデレには、「ツン期」と「デレ期」というものがあり、ある人物の中で、それらの周期が排他的に訪れるものだと考えていた。
つまり、ツン期にはデレデレする描写がなく、デレ期にはツンツンする描写がない、ということである。ツン期でデレデレし出したら、それはもうデレ期に移行したものとする、と私は考えていた。
しかし私の知人は、ツンとデレは共存しているものだと考えていたらしい。
つまり、普段はツンツンしているのだが、ふとした拍子にデレデレし出し、状況が元に戻ると再びツンツンに戻る……といった具合である。
興味の無い方々には、はっきり言って、どうでもいい類の差異ではあるが、困ったことにツンデレ愛好家を自称する者には、この辺りは意外と重要な問題になってくるのである。いや、マジで。
困った時はネットの神様に聞いてみよう、とのことで、検索をかけてみると、ツンデレの分類に関しての文章は山ほど出てきた。
その中の言葉を借りると、私の主張したツン期、デレ期という考え方は、ツンデレの中の「状態遷移型」に分類されるようだ。
これはどちらかというと、ツンデレ発祥時に主流だった考えといえる。
一方、私の知人が主張したものは「二面性」の考え方に基づくものだ。
これは比較的新しいタイプのツンデレであり、現在ではこちらが主流の模様。
流行り廃りはあるにせよ、どちらもツンデレであることは変わりはない。
元々、内面を示す属性は、同種の属性を好む者同士でも対立が起きやすく、特に定義が曖昧なツンデレはさらにその傾向が強いように思われる。
なので、自分の中では「これはツンデレじゃない!」と思う時もあるだろうが、そういう場合でも、真っ向から否定せず、生温かい目で見守るのがよろしいだろう。
最後に、某巨大掲示板でよく持ち出される考えを提示して、締めとさせて頂こうと思う。
「あなたがツンデレだと思うキャラが、ツンデレです」
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